こんにちは!タマンサリの小野寺です。

だいぶ涼しくなり、十月も今日で最後となりましたね。

今日は(コレステロールが高いとなぜいけないんですか?)と質問をうけたので

東洋医学の観点からお話ししようと思います。

そもそもコレステロールは必要なものなのです。

それは身体づくりとホルモンの原材料になるからです。

肝臓(7~8割)、食品(2~3割)でつくられるコレステロールには2種類あります。

そのうちの1種類が増えすぎると害になるから問題なのです。

それが悪玉コレステロール(LDL)なのです。

要は多いことで血管の中にこびりつき、古びた下水管のように汚れた管になって

血液がスムーズに流れなくなってしまうんですね。

東洋医学では、これを瘀血(おけつ)と考えます。

瘀血は簡単に言ってしまえばドロドロ状態の血液を意味しストレス↑、中性脂肪↑、糖質過多等でなります。まさに生活習慣の中にどっぷり溶け込んでいるものが原因なのです。

人は血液によって養われているからこそ

汚れた血液【瘀血】に一切いいことはありません。

身体の不調を訴える人の多くにこれが関係してもいます。

瘀血の原因でもある余分なコレステロールを減らすには努力が必要です。

生活習慣の見直しを基本に、汗をかく運動、食事の内容改善です。

また鍼灸治療でも効果が期待できます。当院では体質改善を軸に鍼灸治療を組み立てる体質改善鍼灸を取り入れています。

なかなか改善しない体調不良がありましたら、

血液をきれいにしていく意識の習慣にトライしてほしいですね。

最近読んだ本で血液検査で問題がなくても、血液がドロドロで血流が悪い人が多くいることを改めて再認識しているところです。