こんにちは。

調布の鍼灸リラクゼーションタマンサリ、鍼灸師の小野寺です。

いつもご利用ありがとうございます^^

当院は妊活や不妊症の方も多くこられているため

東洋医学の観点から簡潔に着床の仕組みをお話ししようと思います。

ずっと昔ではありますが、古典の中で「子宮」のことを「血室」、『血海』と呼んでいました。

子宮は冷えを大変嫌う器官であるため

血液が沢山集まってきて冷えから守っています。

血液は、酸素や栄養素を送るだけではなく温める働きもあります。

血液は体の中にいつも一定に分布しているわけではありません。

例えば食事をすると眠くなるのは、頭の血液が下がって胃に集まるため眠くなります。

卵巣を含め冷えないよう絶えず血液は子宮に多く分布して栄養しているのです。

元気な子宮は十分に温まり受精卵を掴まえる力も強いものです。

そこには子孫を残すための不思議な生命的エネルギーが関与します。

冷えて弱い子宮はいくら受精卵を人工的に戻してあげても掴まえる事が出来ないと考えます。

これは、ある方の表現を借りますが

妊娠を鉄の溶接に例えてます。

「真っ赤に熔けた鉄」は「冷えた鉄」にはくっつきません。両方の鉄が熱く解け合って初めて溶接出来ます。 

「受精卵」はなんといっても陽気(熱エネルギー)の塊です。

真っ赤に燃えた太陽のような存在(受精卵)なんですよ。

卵子の質はこのような受精卵をつくるのに多いに影響してくると考えています。

不妊に悩む方の多くは卵子の質を上げていくことと子宮が温かくなることが根本的に必要です。

タマンサリでは不妊症に対する鍼灸治療にも力を入れます。

そのためには体質を本来あるべき状態に持っていけるように鍼灸治療を通して体質改善を行なっています。

不妊症、不育症などお困りの際はご相談くださいませ。

タマンサリ 小野寺