こんにちは、鍼灸リラクゼーションの鍼灸師の小野寺です。

最近慢性疲労を抱えている方がすごく多いように感じます。

背中の背骨(脊柱)の両側にある起立筋が硬いからです。

この筋肉は起こして立つと書いて起立筋というのですが

座っていたり立っている時、身体を起こしていられるのはこの起立筋を代表する体幹の筋肉たちが重力に対して無意識に働いているからです。

朝起きて時からおやすみーと横になるまで身体は深いところにある筋肉が身体を支えてくれます。

この深い身体の内側にある筋肉(インナーマッスル)は身体を常に支えることを強いられます。

なので疲れにくいように持久力富んだ設計になっています

日常生活で自然に座り続けたり立ち続けても簡単に疲れないのはそのお陰なんです。

しかしながらこの体幹の筋肉にも持久力の限界はあります。

特に悪い姿勢が長続きすると(特に前重心になり続けると)その分身体を重さを余計に強いられるため疲れづらい体幹の筋肉でも疲れて固くなってしまいます。

固くなるとつっぱり感や違和感、酷くなると痛みに変わりパフォーマンスが落ちてしまいます、

これは限界をお知らせするサインなんですね。

忙しい・・休みが無い・・長時間座りっぱなし・・普段姿勢が悪い・・

またコロナによって生活の中身が様々な制限を受けていることも大きいのだと思います。

これだと確かに疲れも溜まりやすくなってしまいますね。

しかし、省エネで身体が使えていけたら疲れづらくなれます。

それはどういう事かと言いますと、良い姿勢を作る事なんです。

姿勢を良くしましょうなんてよく聞きますが、やっぱり大切なんですね。

良い姿勢(正しい姿勢)は身体(体幹)の負担を減らすことができます。

良い姿勢の基本は

かかと重心、胸を張り、顎を引くです。

これである程度前後の重心のバランスがとれてきます。

これだけでもとても大きく変われます。

背骨は身体の柱の柱。フレームです。それを支えるインナーマッスルと合わせて体幹になってきます。

身体の柱となる背骨のS字のカーブができるとそれを支える体幹の筋肉(インナーマッスル)が使えるようになって強くなってきます。

安定して綺麗なS字のカーブができてくるとバネのようになり、重力に対して安定したバランスがとれるようになってきます。

これはとても大切なことで、筋肉に対して余計な負担が減ります。

だから日頃の姿勢の意識はとても大切です。

さらに普段ストレッチや湯船などで温めて循環を促していければ体幹の筋疲労の回復の助けになります。

参考にしてみてくださいね。

タマンサリではお身体のトータルケアが受けられます。

それぞれのお悩みに鍼灸、マッサージ、アロマ、フェイシャルエステ、足ツボ、炭酸ヘッドスパなどで最善のケアを提供致します。

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タマンサリ 小野寺